山の日から始まる連休に入りました。台風の影響があるとかないとかで遠出はあまりできないかもしれません。と言っても、遠出する予定もありませんが。
読書をするときに、隙間時間に読んでしまおうタイプと、がっつり時間を取って一気に読んでしまおうタイプがいると思います。高校、大学時代などは電車に乗って通学していたので絶好の読書タイムがあり、あの頃が一番本を読んでいたかもしれません。
大人になるとお風呂が読書タイムになりました。水蒸気などで本が濡れないように工夫していると、防水機能付きのkindleに行きつきました。半身浴にkindleはベストパートナーです。
さて、三連休の最初に読むべき本はどんな本でしょうか。私は翌日に響いても大丈夫だという連休初日に重い本をもってきます。今回はそんな重い本の代表でもある本を紹介します。
タイトル:告白
著者:湊かなえ
「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラー。
出典:Amazon
評価:★★★★★
レビュー:
物語は、ある中学校のプールで溺死した女児が発見されるところから始まります。女児の母親は、その中学校の教師で、独白からストーリーが展開されていきます。
「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」
淡々と語りながら、事件の真相を明らかにしていく少し雰囲気の暗い話です。
その後、視点が変わりながら事件が明らかになっていきます。
ここまではよくあるストーリーかもしれません。しかし、この告白が有名になった要因の一つは犯人が明らかになってからの展開です。
果たして死亡した女児の母親であり、中学校教師でもあるこの人物が告白し始めた目的は何か。中学生に対し、何を求めるのか。
こればかりはネタバレになってしまうのでここでは明かせません。
ぜひ、三連休初日に手に取ってみてください。
映画もあるのでそちらもお勧めです。
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