読書レビュー2冊目は、自己啓発本に類する『人間観察 極めたら悩み消えた』(くらはし まやこ著)という本です。
1冊目の小説はこちら。
基本的に私は小説しか読まないんですが、kindleで無料だったのでダウンロードしてみた本です。
投資関連の本やこうした自己啓発の本は本屋に行けばたくさん並んでいて、立ち読みする分には楽しいですがなかなかお金を出して買うとなると躊躇してしまいます。
「で、書いたあなたはどこの誰?」という気持ちになってしまうからです。私は自己啓発本に対して、著者が誰かという段階でバイアスがかかってしまうみたいです。
さて、『人間観察 極めたら悩み消えた』に話を戻します。
出典:Amazon
「人間観察が趣味!」なんて言うと、「まぁ、時々そういう人いるよね~…」とぼんやりとしたリアクションをとられがち。ですが、人間観察を「特技レベル」まで極めたらどうでしょうか?たとえば、人の話し方、口癖、姿勢、座る場所などから性格や行動原理がわかるようになります。そして、相手の性格や行動原理がわかってくると、「なんでそんなことするの?」「なんでそんなこと言うの?」というイライラもなくなっていきます。
また、相手との接し方がわかるので、仕事での人間関係や親子関係、夫婦関係を円滑にするのはもちろん、転職や趣味などで新しい人間関係をつくるときも、よりスムーズになるのです!性格類型学「エニアグラム」をベースとした分析・講座で大人気の著者がすべてを伝授します。
出典:Amazon
Amazonにはこんな紹介文が掲載されていました。
こうした本を読む前に思ってしまうのが、「自分がコミュニケーション術をどんなに身に付けても相手が何も考えない人だったら意味ないのでは?」ということ。
2人とも同じ本を読めば良いかもしれないけれど、自分ばかりこうした本を読んでいるのは割に合わないと感じてしまいます。
ちょっと内容に入る前に主観が過ぎましたが、読後感想は以下の通り。
人間観察を極めて得られた人間の性格を9分類にして、一つずつ「このタイプの人はこんな人」という紹介をしていくタイプの本。
こういったタイプの本は一度「けど、自分には当てはまらない」と思うと終わりですよね。内容としては、性格分析みたいなもので、周りの人をしっかり見て、どんなタイプの性格かを見極めて、この性格のタイプだったらこういう付き合い方をすればいいよ、というものでした。
「ただ、例外はあるし、タイプ②よりのタイプ④だ」とか言われたらもう付いていけない。
一度、こういった本に目を通してみるのも面白いかもしれません。まだ無料で見られるかもしれませんので、お試しあれ。