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日常系ギャグ漫画『女子高生の無駄づかい』感想レビュー

皆さんはギャグ漫画というジャンルはお好きでしょうか。私はずっとどういったタイミングで手に取れば良いのか分かりませんでした。

 

とにかく、長い作品が好きな私にとっては1話完結でさくさく話が進む構成が苦手で、手に取る機会はありませんでした。

 

しかし、いつまでも読まず嫌いは良くないと思い、有名どころから読んでみることにしました。

 

タイトル:女子高生の無駄づかい

著者:ビーノ

 

出典:Amazon

ちょっと残念な女子が集う、さいのたま女子高校。だいぶ偏差値が足りない田中(通称バカ)と、BLに傾倒する菊池(通称:ヲタ)、無表情な才女・鷺宮(通称:ロボ)。
彼女達とその周りに生息する色とりどりの仲間たちが、今しか生きられない “女子高生”を無駄に浪費する、必笑の日常学園コメディ──!!!

出典:Amazon

 

評価:★★★☆☆

 

レビュー:

女子高生の日常会話を面白おかしく描いた作品、かと思って読み始めたのですが、どうやらそうではありませんでした。

 

大ボケが一人いて、周りが踊らされながら突っ込んでいくという王道のギャグ漫画です。しかし、内容が女子高生でなくても良い、というか女子高生がこんなことしてるの?という疑問がわいてきます。

 

あ、これが無駄づかいというタイトルの所以か!と腑に落ちました。

 

展開が早く、ギャグ一つ一つについていけない部分もありますが、この無駄づかいという言葉を頭の片隅に置いたまま読み進めると確かに面白く感じてきます

 

世間で高ステータスにある女子高生、いわゆるJKをギャグで無駄にしていく。女子高生であることを武器にしない。そんな主人公たちが、こんなドタバタコメディをしていると考えながら読むと違った見方ができました。

 

しかし、ギャグ漫画というのは読んでいて疲れます。疲れないように短編集でどこから読んでも良いように作られているんだなと感じます。

 

下品なギャグ漫画は苦手だけど、ギャグ漫画というジャンルに挑戦してみたい人にちょうどいい作品だと思います。

 

 

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