こちら、私自身かねてより疑問に思っていた「までに」はその日を含むのか含まないのか問題を利用した日本語問題です。
煽り文に「社会人なら」というような文言を使ってしまったため、少々議論が巻き起こってしまいました。
コメントはこちらで見てみてください。
→https://vt.tiktok.com/ZS2naTdhm/
さて、問題文を再度読んでみましょう。
月曜日までに資料を送ってください
作成がぎりぎりになりそう・・・
あなたは月曜日の夜に送る?
日曜日の夜に送る?
というもの。
ちょっと私が意図しない解釈が生まれてしまったこちらの問題。
私なりの解説は以下から。
明日のネタはこれで決まり。
会社、学校の話題にぜひ。
まず、私が意図しない解釈というのは、
「月曜日までに資料を送ってください」と「作成がぎりぎりになりそう・・・」を言っているのが同一人物だという解釈でした。
私としては「月曜日までに資料を送ってください」は上司が言っていて、「作成がぎりぎりになりそう・・・」と部下の心の声、という意図でした。
別にこの意図がずれていようが問題の核心に影響はないと思っていましたが、今度は煽り文の「社会人かそうじゃないか・・・」によってさらにこじれてしまいました。
ただ、結果的に皆さんの社会人あるあるが聞けて面白かったです。
さて、「までに」に話を戻します。
「まで」は範囲の終わりを表しているというのは何となく理解いただけると思います。
例えば、
学校から駅までどのくらいかかりますか。
というのは、学校と駅の間にある範囲の内、範囲の始まりが学校で、範囲の終わりが駅です。
では、「までに」はいつ使うでしょうか。
A:10時までに寝る。
B:10時まで寝る。
今から10時までの範囲内で、10時が時間の範囲の内、終わりであることは上記の通りです。
そして、その後ろの行動に注目してください。
Aだと、10時前に寝たいという意思が読み取れます。
Bだと、10時に起きるという意思が読み取れます。
つまり、何が言いたいかと言うと、
「までに」は「までに」の前の範囲に入る前に、後ろの行動が終わってなければならないことを示しています。
「まで」は「まで」の前の範囲内で、後ろの行動が続いており、「まで」の範囲以降は、後ろの行動が終わることを示しています。
「に」があるとないとで大きな違いです。
Aの場合は、今から10時という範囲に入る前に、「寝る」という行動が終わる(この場合は寝始めること)ことを意味していますが、10時を超えた後のことは言及していません。
Bの場合は、今から10時という範囲内で、「寝る」という行動が続き、10時を超えると終わる。と言う意味です。
では、問題文に戻ります。
月曜日までに資料を送ってください
作成がぎりぎりになりそう・・・
今から月曜日という範囲に入る前に、「資料を送る」という行動が終わる。
つまり、日曜日の23時59分59秒99999の段階で、資料を送っていなければならない、という解釈が成り立ちます。
明日の会議までに資料を送ってください
「月曜日」を「明日の会議」に置き換えると分かりやすいかもしれません。
「明日の会議」の前に資料を送る必要がありますね。
ただ、ここで終わらないのがコメントの皆さんのすごいところ。
社会人だから、日曜日の夜に資料を送るのはマナー違反だ
金曜日の退勤前に送るだろう。
どうせ、月曜日の会議で使うなら会議の前ギリギリを攻める
まずは、この発言をした人に具体的な時間を確認する
と言った素晴らしいコメントもありました。
ただ、今回は日本語の解釈の問題として、御勘弁いただけたらと思います。